そして、メルカリが変えていく

君は知っているかい?

日本だけで一年間に10億着以上の新品の衣服が

焼却、埋め立て処分されている事を

世界では3000億着にも及ぶ

薄利多売という商法の末、消えゆく運命の衣服を

このまま見捨てる訳にはいかない

 

これは、ブランドやファッション業界だけに非があるわけではなく

購入する側にも、責任がある事を認める必要があるだろう

 

TVも新聞も、利益にならない事は言わない

そこには陰でも陽でもなく、真実がある・・・

 

「そして、メルカリが変えていく」

 

人は「買う」という事が大好きだ

確かに消費は国を豊かにする

買い物は楽しい、素晴らしい事だ、平和だ、それはとても幸せな事だ

しかし、倹約や無駄遣いをしないという気持ちを

もう一度、世界は持つべきなのではないだろうか

 

特に先進国である日本こそ、その教養やゆとりある心で考え

物を大切にする文化を、率先して築いて行くべきだと俺は思う

経済が国を豊かにするという事と相反している

難しいのかもしれない

良い答えがあるのかさえも、今はまだ分からない

けれど、ただショッピングをするだけの人生で君は満足出来るかい?

 

俺は、洋服を中心に断捨離をしていって気付いた事がある

今までは、着ないで取って置く物ばかりだったという事に

それらの洋服があるにも関わらず、新しい洋服を買っていく

そんな事をずっと繰り返していた

 

しかし、今はメインの洋服以外はほとんど持っていない

そういう状態では、また新たに買おうとは思わないものだ

一杯あると、どうせ一杯だから溜まっていっても気にならない

けれど、必要な分だけしかないと

無駄に増えていく事に、歯止めを掛けられるようになったんだ

 

「衣服ロスと水資源の関連性」

 

君は知らないだろう

この地球上に、本当は水が存在しない事を

 

いや正確に言うと、海水が97・5%

地下水や南極の氷を含めた淡水が2・5%

その内、飲料水や農業用水に利用できる水は全体に対し0・01%である事を

UNESCOは、2030年には世界人口の47%が水不足になると発表している

 

海水を淡水に変える技術は、2019年頃から試験的に実用化され始め

日々進歩しているという、しかし・・・

 

一つの設備で、一日に作り出せる水は400万ℓ

一人の日本人が一日に使う量が200ℓだとすると

一日、二万人分(一つの町の人口位)しか生産出来ない事になる

 

また時間や費用が掛かる上に、日本だけで解決出来る問題ではない

日本の水の輸入量は世界一、肉を育てるのにも水がいる

つまり、海外に目を向ける必要があるんだ

果たして、海水を淡水に変えるという方法は現実的なのだろうか

 

淡水・・・

その限りある資源の内、70%は農業用水が占めている

そこで、衣服ロス問題との関連性が見えてくる

洋服を作る為に必要なコットンの栽培に、大量の水が必要になるからだ

世界でも多くのコットンを栽培している中東の農園では

これまで、世界で4番目に大きいアラル海から水を引き

農業用水として利用してきた

結果として、現在アラル海は枯渇寸前の状態にまで陥っている

 

この深刻な「衣服ロス」と「水資源の問題」について知れば

多くの人々が、自分達の行動や文化を考え直す事になるだろう

 

しかし、何故だろう

最近までは、俺も知らなかった事だ

この世界には、焦点を合わせなければ見えてはこない

もっと大きな秘密があるのだろう・・・

 

リユースが当たり前の世界へ」

 

リユースという時代がやってくるなんて話は

何年か前から流行っていた気がする、ずっと課題だった事でもある

1992年の地球サミットの構想が、やがて2015年のSDGsになっていき

ドラえもんの映画でもそんな話が出てきては、少年心に残る想いがあった

 

エコバックが一般化した、ゆずのCMも印象的だった

「これで」って言って

岩沢さん(ゆずの右側の人)がエコバックを渡すのを真似する事から

日本のエコバックの歴史が始まったと言っても過言ではない

 

2ndストリートのインターネット販売も見逃せない

店舗だけだと欲しいブランドが置いていない場合もある

しかし、インターネットなら全国の店舗の在庫から選ぶ事が出来る

俺なら、もう新品で買おうとは思わない

 

そして、2013年7月

メルカリは、まるでこの時代を待っていたかのように生まれた

今までフリーマーケットというと、地域の範囲を出る事はあまり無かったと思う

公園とか、遠くの町のイベントが一年に一回あったり無かったり

しかし今では、メルカリでいつでも、気軽に、誰でも

日本中の人とやり取りをする事が可能になった

これはただの流行ではなく、やがて文化へと発展していくだろう

 

洋服は綿花で出来ている

それは花だ、植物だ

この家も木で出来ている

コンクリートは石から

プラスチックだって薬だって、石油を原料にして出来ている

見渡す限り世界は、自然界の物で溢れていたんだ

俺達をずっと見守って、ずっと温めて、守ってくれたのは自然だった・・・

 

やっと、人類は少しずつ前進してきた

でも、このままじゃ追いつかない

世界は、もっと大きな飛躍をしていかなくてはいけないだろう

いつかこの世界を、地上の天国と呼べるまで・・・

 

END

 

※衣服ロス、水資源問題に関して

ユーチューブでお馴染みの「国際協力師」原貫太さんの動画などを参考にしました。