許す

「許す」

 

それは人間にとって最も困難で

 

そして、だからこそ最後の挑戦に相応しいテーマだ

 

この試練を超える事が出来たとき

 

人間は、もう・・・

 

二度と会いたくない奴というのは、誰にでもいるだろう?

けれど普通は二度と会う事もなく、永遠にさようなら

 

そうなるはず、だよな普通・・・

 

人を恨む事は、本当に辛い

しかし、長い苦悩の日々には必ず終わりが来て

やがて、静かに去っていくもの・・・

 

「その人にも親がいる」

 

「その人にも兄弟がいる」

 

「その人にも友達がいる」

 

そう考えられたとき

海は穏やかな凪になる・・・

 

こうは思わないか?

いつまでも嫌がっていたら、可哀そうじゃないか

 

こうは思わないか?

それでは苛めと一緒になってしまう

たとえ相手に非があったとしても、苛めは嫌だろ?

 

もし自分の子供が、誰かに恨まれていると知ったら

きっと親は悲しむだろう

きっと泣いてしまうだろう

 

代わりに私を恨んで!

自分はどうなってもいい!

この子だけは殺さないで!

そう叫ぶだろう

 

人が人を恨んで

苦しむだけ苦しんで

時間を奪われる・・・

 

しかし、そうでなければ人は

許すという境地に達する事は、出来ないのだろう

そうして業(カルマ)は去っていくのだから・・・

 

人は人に恨まれた分だけ恨み、苦しみを味わう

けれど忘れてはいけない大切な事がある

 

人に許された分だけ、自分も誰かを許すときが来る事を

 

自分がどれだけ人に許されて来たのかを

最後になって、初めて思い知るもの・・・

 

So I See・・・

 

また一つ、真実を悟る

 

END